西アジア地域出土人骨の頭蓋形態変異
近藤修(東京大学・大学院理学系研究科)



日本隊によるメソポタミア地域での発掘調査は1950年代に始まるが、1970代からはイラク・ハムリン地域での発掘調査により大量の古人骨が収集され、それらは約600体に達しており、京都大学自然人類学研究室に整理の上、保管されている。一方演者は、シリア・テルセクルアルアヘイマル遺跡から古人骨を発掘している。上記の古人骨標本について、頭蓋骨の形態変異を分析した結果を示し、今後の西アジア古代人の形質の時代的変化を追う基盤とする。





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